鬼塚(社労道チューター)さんの日記
特定社会保険労務士
12/02 01:46
みなさん、こんばんは。
先日の土曜に、第4回・紛争解決手続代理業務試験を受験しました。
合格すると「特定付記」ができ、特定社労士を名乗り、労働問題に関するあっせん代理ができる資格試験です。 詳しくは、社労士法2条をご参照下さい。
ご興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんので、レポートします。 社労道の問題演習のちょっとした息抜きにご覧下さい。
《感想》
1.問題数が少ない(全7問) → 1問当たりの配点が大きい。
2.全問記述式(一部文字数制限有り) → とにかく書かなければ採点されない。
3.試験時間が2時間と短い → 考えてから書く・・・では時間が足りない。 反射神経で書き始め、書きながら考え、仕上げていく。
4.ネットや書籍での情報が少ない → 対策が練り辛い。
5.過去問が少ない → 連合会も正式回答は発表していない。
といった試験で、しかも試験日の午前中まで、連合会主催の必須講義が行われ、昼休みの1時間では、試験モードに切り替えることもできず、何だか模試のような精神状態で本試験に臨みました。
・・・良く言えばリラックスして、悪く言えば緊張感無く・・・。
合格基準点に毎回格差があるため今回の合格ラインは解りませんが、紛争事例に大本命の「雇止め」が出題され、又、労使双方の主張も極端に解り辛いものではなかったため、受験生のみなさんは、共通して「易問」の印象があったようです。
今年の社労士本試験同様に、合格ラインが上がりそうです。
しかし私は、1問「捨て問」としてしまいました・・・。考えても解らないので・・・。この問題の配点が低いことを祈るばかりです・・・。
振り返ると、やはり「即戦力性」を意識した設問構成だったような気がします。 ふるい落す試験というよりも、実務で使える知識があるのか?を試されている感じでした。
その意味ではやはりマークシートではなく記述式が妥当な試験なんだなと感じました。答える方は、全問記述よりもやはりマークシートが「手の疲労は少ない」んですが・・・。 まぁ、その分、引っかけが無い(引っかけ問題を作り辛い)ので一長一短かもしれません。
とりあえず、3月の発表までは、しばらくはこの試験を忘れることとします(笑)
来週、今回の試験を受験した社労士仲間と飲み会をする予定です。
仲間との「飲み会」を、自分へのご褒美として、勉強を続けていたメンバーも居るようです。
「労基法が終わったら飲みに行く」とか「雇用まで一回転したら映画を観に行く」とか、自分へのご褒美を学習計画に組み込むと、意外とセルフモチベートできますよ!!
※ご褒美を決めたのに、学習計画が進まないようであれば、ご褒美のレベルが低いのかもしれませんので、もっとインセンティブが高まるご褒美を無理にでも作りましょう。